Kura Master審査員ご一行様が舩坂酒造店に視察にいらっしゃいました!

Çお知らせKura Master審査員ご一行様が舩坂酒造店に視察にいらっしゃいました!

いつもありがとうございます!舩坂酒造店の信田です!!!!

実は・・・

2020年1月30日に「Kura Master審査員ご一行様」岐阜県からのご依頼で舩坂酒造店に視察にいらっしゃいました!!!

↑↑↑じゃじゃーん!!!!

 

「ピーン」と来る人は日本酒の業界の方が中心かと思います(^^)/
ではでは、ご存知の方も今から知る方も、この機会にぜひKura Masterの事を知ってみてくださいね!

 

Kura Masterとは・・・

Kura Master(クラ マスター)は、2017年からフランスで始まったフランス人ソムリエによるフランス、欧州市場での日本酒の普及を目的にした日本酒コンクール[1]。主催はAssociation de Kura Master(所在地:パリ)。

審査委員長は、パリで最も格式と歴史を持つホテル・クリヨン(フランス語版)のシェフ・ソムリエでもあるグザビエ・チュイザ (Xavier Thuizat)。Wikipediaより引用

※Kura MasterのHPはこちらから・・・
https://kuramaster.com/ja/

舩坂酒造店でもたびたびお世話になっております「Kura Masterコンテスト」。弊社のお酒では「純米大吟醸杜氏平岡誠治」がプラチナ賞を受賞酒しております(^^)/

 

↓ちなみに受賞酒はこちら!!

岐阜県からのご依頼とのことですので、弊社代表の有巣は朝からソワソワしながらお出迎えの準備をしておりました。(テイスティングのグラスはこれにしようかな??とか、見学ルートはこれで満足してもらえるかな??とか、頭の中がフル回転😲)

 

法被を着て皆様をお出迎え。あっ、いらっしゃったようです!!ドキドキ。。。。。。

 

 

颯爽と店内に入っていかれました。飛騨高山は雪が無い今年でもやはり寒いですからね⛄
ではでは、早速ではございますがご案内させていただきます!!!

 

窯場にてご案内

↑こちらは「窯場」と呼ばれるところ。

醸造期間中の今ですと、この場所では酒造好適米を洗米(お米に水分を吸収させる工程)や蒸し米(お米を蒸気で炊き上げる)を製造するところです。実際に審査委員の方々をこの場所にお招きしながら、日本酒の醸造工程と舩坂酒造店の醸造へのこだわりをお伝えさせて頂きました。

 

↑ちなみに、今回は同時通訳して頂けるかたも同伴でした。リアルタイムで会話が伝わるので、私どもの想いが伝わっているといいです!!

 

いざ、窯場へ。

ここからは、衛生環境を整えないといけませんので靴を履き替えて「ヘアーキャップ」をしてからの入場。ちなみに、岐阜県からのご依頼の内容の一つには日本酒PR動画作成の件もあるようで、終始カメラは回りっぱなしでした(*^^)v

 

↑ここからは平岡杜氏による醸造施設の説明。

 

平岡杜氏の説明を熱心に聞いて下さる審査委員の皆様。

 

↑「お米を蒸すとここから蒸気が立ち上るので、天井には巨大な換気扇があります」と、平岡杜氏の説明。なかなか、窯場に入っての蔵見学というのは貴重な体験をしていただいたかと思います!

 

醸造蔵にてのご案内

↑「舩坂酒造店では日本酒を絞るとき、ヤブタという機械を使用しております。」と説明。日本酒醸造業界人だと「ヤブタ=機械」と認識できますが、委員の方は興味深くヤブタを見ておりました。

 

地下タンク施設にてご案内

醸造技術と生産性の向上に伴い、日本酒貯蔵のクオリティー維持を舩坂酒造店ではこのように行っております!」と、弊社代表の説明。ちょっとだけジョークを交えての説明で、みなさんの笑顔がみれました(^^)/

 

蔵バーにてご案内

↑皆さんを社内で見失いどこに行かれたかな?と思っていたら「蔵バー」にてテイスティングを行っておりました☺

 

↑Kura Master審査員の方々によるテイスティング

テイスティングにて舩坂酒造店の醸造している日本酒の官能評価をされておりました。

 

それでは、今回お越しいただきましたKura Master審査員の方々をご紹介させていただきます!

 

ダヴィッド・ビロー氏

Kura Master審査員。マンダリンオリエンタルパリ(5つ星ホテル)ディレクターソムリエ。MOF(フランス国家最優秀職人章)受賞者の一人。2019年世界ソムリエコンクールにフランス代表として出場。

 

↑今回テイスティングして頂いたお酒は「純米大吟醸杜氏平岡誠治」「大吟醸四ッ星」「深山菊秘蔵特別純米」「ゆず兵衛」「すっぱにごり梅子」の5酒です。詳しくはお話しできませんが「もっとこうしたらいいよ!」とか「フランスでの日本酒ってこうなんですよ!」など、詳しく教えて頂きました。

 

↑ダヴィッド・ビロー氏がお話しして頂いたことを同時通訳。それを熱心に書き込む弊社代表有巣。

 

↑言葉は分からないにしても伝えたい事を熱心に聞いてくださるダヴィッド・ビロー氏

 

グザビエ・チュイザ氏 

Kura Masterコンテストの審査委員長を務める方。オテル・ド・クリヨン(5つ星ホテル)のシェフソムリエとして活躍されている方。

グザビエ氏とはこちらか・・・
https://kuramaster.com/ja/messages/organizer/※Kura Master公式HPより引用

 

↑Kura Masterコンテストでは、2020年度は純米大吟醸酒部門(50%以下 [50%を含む] の精米歩合) 、純米酒部門(51%以上 [51%を含む] 精米歩合)、サケ スパークリング部門(アルコール度数は10度以上([10度を含む])、米品種違い:山田錦部門、雄町部門、出羽燦々部門の合計6カテゴリーで行なっているとの事です。

 

そのような中、日本酒の歴史の中で避けては通れない日本酒の事実「醸造アルコール」について弊社代表の有巣は委員の皆様の前でその「醸造アルコールが入っている日本酒の良さや重要性」を訴えかけておりました。委員の皆様も醸造アルコールを使用している日本酒の美味しさやすばらしさは実感や認識しているようです。

 

ですが、<純米酒以外の日本酒><日本酒以外のお酒(焼酎や白酒)>区別が海外市場では成熟しきれていないようで、混乱を招く恐れがあるようです。ですので、純米酒ベースのコンテストになっているとの事です。

 

醸造アルコールの入っている日本酒もコンテストの審査の一つになることを祈っております!!

 

フィリップ・トルサール氏

Kura Master審査員。フランス・ジュラのホテルレストラン「レ・クダリー」のオーナーソムリエ。MOF(フランス国家最優秀職人章)受賞者の一人。

 

フローランス・コワファー氏

Kura Master審査員。2004年オンラインワイン専門店「パピーユ・プピーユ」を創業し、現在は日本酒の販売も手掛けている。

 

フィリップ・ジャメス氏

Kura Master審査員。25年前よりシャンパニュー地方のレストランでソムリエとして従事し、2001年よりミシュラン2つ星のシャトーレストラン「ドメーヌ・レクレイエール」で活躍。

 

アマンディーヌ・パステュレル氏

Kura Master審査員。ミシュラン1つ星レストラン「ラ・ダム・ドゥ・ピック」シェフソムリエ。フランス・アルザスとトゥーレーヌでソムリエ工業を学び、星付きレストランからビストロまであらゆるタイプのレストランでの勤務経験を持つ。

 

Kura Master審査員の皆様がおっしゃっていた内容をここで、お伝え出来ないのが残念です(*_*; きっと、審査員の皆様のご助言も参考にしてより美味しい日本酒造りをご期待下さいませ!

 

Kura Master審査員の皆様、わざわざ、飛騨高山まで足を運んで頂いて、ありがとうござました!みんなに愛される日本酒造りを目指して頑張ります!

貴重な経験ありがとうございました(^^)/

 

ちなみに・・・今回ほっこりするお写真も撮れました!

 

番外編にて

 

↑テイスティング中にこっそり記念撮影をする弊社代表有巣

 

↑「純米大吟醸杜氏平岡誠治」の日本酒を眺めるグザビエ・チュイザ氏と弊社代表有巣

 

↑平岡杜氏が「純米大吟醸杜氏平岡誠治」を抱えながら、グザビエ・チュイザ氏とフィリップ・ジャメス氏と記念に是非とも撮りたかった一枚。

 

また、飛騨高山で皆様をお待ち申し上げております(^^)/
それでは、今夜も地酒で乾杯 そしゃそやぞ!!

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