酒蔵の二階にあるこの部屋。
『分析室』
この部屋で、出来上がった日本酒の分析をしている杜氏。
お邪魔いたします。
ちょうど「日本酒度」を測っているところでした。
「日本酒度」・・・簡単に言えば、日本酒の甘辛度の目安となる数値。
この日本酒度を見て、搾りのタイミングを見計らったりもするそう。
このように日本酒に「浮秤(ふひょう)」という計器を浮かべて、
日本酒度を測ります。
沈めば沈むほど辛口・浮けば甘口。
しかし便利な世の中、
最近では日本酒度やアルコール度数を測れる機械もあるのだとか。
時には機械の力を借りたり、時には人間の感覚で判断したり、
酒造りも日々進化しているのだと感じます。
計測した数値は、記録に残します。
毎年取っているこの記録とも照らし合わせながら、酒造りを進める日々。
なんだか頭がこんがらがってきそうな分析室でしたが、
理科の実験室のようなわくわく感もあるお部屋です
酒造りも、酒を飲むのも、
「ワクワク」が大事ですね
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